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ランニングによる体の不調

下記は、初心者ランナーに起こりがちな体の不調、痛みなどです。

運動をあまりしたことのない人がジョギングなどを始めると体のあちこちが痛くなったりします。

そうなったら、まずは練習をやすんで休養をとりましょう。それでも治らないようであれば病院で相談してみてください。

※胸が痛い、呼吸がひどく苦しいという場合は運動をすぐに中止してください。



ヒザ・股関節などの痛み

運動をあまりしていない人はヒザを支える筋肉が弱いため、痛くなりがちです。

最初のうちはムリをせず、様子をみながら練習を休んだりウォーキングに切り替えるなどしてください。

しばらく練習をしていると足が慣れて気にならなくなる場合もあります。

ヒザの痛みが出ないようにするには、やはり筋肉をつけて脚を鍛えること。

スクワットなどの筋肉トレーニングを欠かさないようにしましょう。

あとは、筋肉関節サポートタイプのランニング用タイツを履く、サポーターをする、テーピングをするなどが考えられます。

毎日の練習にはランニング用タイツが手軽でおすすめです。

もともと関節に問題がある場合は、走る前にまず医師に相談しましょう。

背中の痛み

走っていて背中が痛いときは、心臓などが悪くて背中が痛くなることもありますから、充分な注意が必要です。

あきらかに心臓などの疾患がないのに背中が痛くなる場合は、走るときの呼吸によって背中が痛くなっている可能性があります。

走り慣れていないために無意識に緊張していたり、呼吸にともなう柔軟性がなかったりしておこります。

走る練習をつづけていると次第に痛くならなくなってきます。

走るときは肩の力をぬき、リラックスして走るよう心がけましょう。両肩が上がらないように。

もしマラソン中に背中が痛くなってきたら深呼吸をしてリラックスし、両肩を回したり、背中を丸めて伸ばしたり、両手をブラブラさせるなど、走りながらできるストレッチをしてみましょう。



腿の裏側の痛み

運動をしていなかった人が走り始めると、ふだん使っていなかった筋肉をいためることがあります。

腿の裏側は鍛えられにくい筋肉なので故障しやすいといえます。

太腿の裏側の筋肉にかぎらず、脚や腰に鋭い痛みを感じるようであれば、まずは練習を中止して痛みがなくなるまで休むしかありません。

痛みの強さによっては病院で相談しましょう。

痛みがとれてから練習を再開しないと、また戻る可能性があるのでムリしないように。

筋肉痛

体の故障ではなく単なる筋肉痛であれば筋トレおよびランニングはつづけても大丈夫です。

ハードな筋トレやランニングをしている人たちは1日~数日おきに休んだほうが良い場合があるのですが(筋肉の再生など)、ここで紹介しているごくごく軽い筋トレ程度であれば毎日行って大丈夫です。

初心者ランナーのジョギングペースは少し速めのウォーキング程度ですから、長すぎる時間でなければ毎日行って大丈夫。

むしろ毎日体を動かすことをこころがけましょう(疲労感や強い痛みがある場合は除く)。



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